#11トンレサップ湖、環境問題、スラム街

#11トンレサップ湖、環境問題、スラム街

トンレサップ湖は、のんびりと、東南アジア最大の河をボートで観光できる綺麗な河です。世界的にも珍しい水上での生活模様がみられる観光地です。
はじめは、トンレサップ湖を目指してバイクで向かいましたが、観光地とのギャップが目に入ってしまい、ボート観光はせず、周辺を散策しました。

河周辺にはスラム街があり、子供がたくさんいます。大人は寝ていたり、ビリヤードをしていたり、仕事をしている様子はありません。とても臭く、通るだけでもキツイ場所です。同時にその場所で土地開発や生活は行われています。
綺麗な河と、汚れた河が混在している場所です。

バイクで、少し外れると、汚れた河、プラスチックのゴミの量です。

ここでみる、子供の増加や生活背景は、日本とフランスで産まれて育った私達には、理解し難い部分が多々ありますが、目の前にある現実です。
日本の国民1人当たりのプラごみ排出量は、米国に次いで世界で2番目に多く、ごみのリサイクル率は比較的高いですが、使い捨てプラスチックの削減努力では後れを取っています。他国では、プラゴミの問題は、深刻に捉えていて、環境問題には積極的です。
豊かで不自由がない日本ですが、環境問題には、もっと関心をもたないと、と思わされました。

環境汚染や、貧富の差など考えさせる場所でもあり、旅友Lionとこの後の休憩まで、真剣に話す時間でした。